糖質が多い食事を続けると

肥満のまま「糖質」が多い食生活になると、糖尿病の原因にもなります。

糖尿病とは、ブドウ糖をエネルギーに変える「インスリン」と呼ばれるホルモンが不足したり作用が低下し、高血糖が続く状態のことです。 糖尿病になってしまうと「神経障害」「網膜症」「腎臓障害」等の様々な合併症を発症しやすくなり、重症化してしまうと失明や足の切断、また最悪の場合は死に至ることもあります。

糖尿病は年々増加している

世界の糖尿病人口は、2021年の情報によると20歳以上の成人で5.37億人だとされています。

これは世界の成人の約10人に1人が糖尿病となる計算です。2000年の糖尿病人口は1.51億人で、この21年間で約35.6％上昇しています。このまま上昇すると、2045年には約7.83億人以上に増えると予想されています。

また日本の糖尿病の人口は、2019年の調査で20歳以上の男性で5人に1人、女性で10人に1人が糖尿病あるいは糖尿病の疑いがあるとされています。

日本だけでなく世界的に増加傾向にあり、様々な合併症を引き起こすことから、日々の予防が大切です。